研究業績│東京大学大学院総合文化研究科 四本研究室
プロジェクト

時間知覚

視覚や聴覚と異なり、「時間」の知覚には、特定の感覚器がありません。時間知覚がどのような神経活動に基づいて実現されるのか、行動実験、シミュレーション、脳機能計測などを用いて検証しています。

脳機能ネットワーク

局所的な機能に限らない、ネットワークとしての脳のはたらきを検証しています。例えば、頭蓋から脳の一部への電気刺激が、刺激された脳部位とそれ以外の脳部位のコネクティビティに及ぼす効果を測定する実験をおこなっています。

ベイズ理論

視覚や聴覚の知覚が、それまでの経験にいかに影響を受けるかを、ベイズ理論を用いて検証しています。

多感覚統合

複数の知覚情報を同時に処理する際、それらの情報は並列的に処理された後、統合されます。その並列処理の速度比較や、処理間の相互作用、統合のタイミング等を検証する研究をおこなっています。